世界大百科事典(旧版)内の案内軌条式鉄道の言及
【民営鉄道】より
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[路線]
1996年3月末現在で開業中の鉄道(JRを除く)は169事業者6885.9km,軌道は30事業者446.8km,合計181事業者7332.7kmある(うち18事業者は地方鉄道と軌道を併有)。この中には,特殊な構造を持つ鉄道として,鋼索鉄道(ケーブルカー)22事業者24.0km,懸垂式鉄道および跨座式(こざしき)鉄道(モノレール)6事業者31.4km,案内軌条式鉄道(ゴムタイヤ式のいわゆる新交通システムなど)8事業者79.1km,無軌条電車(トロリーバス)1事業者6.1kmが含まれている。このほか,普通索道(ロープウェー)が188線302.6km,甲種特殊索道(夏山リフト)が172線73.3km,乙種特殊索道(スキーリフト)が2770線1720.2km,丙種特殊索道(スキートー)が43線18.6kmある。…
【モノレール】より
…ふつうの鉄道が2本の鋼製レール(軌条)を利用して車両を走らせるのに対し,1本の走行軌条(走行桁)を用いて車両を走行させる鉄道をいう。単軌鉄道ともいい,跨座(こざ)式,懸垂式の別がある。 モノレールの発明は19世紀初めにさかのぼり,種々の考案がなされたが,実用化の第一歩は,フランス人ラルティーグCharles Lartigueによる跨座式に始まった。1888年アイルランドで蒸気機関車を使用する跨座式の営業線が開業し,1924年まで旅客,貨物の輸送に用いられた。…
※「案内軌条式鉄道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」