桔梗の前(読み)ききょうのまえ

世界大百科事典(旧版)内の桔梗の前の言及

【平将門】より

…されば何れを将門と見分けたる者は無かりけり〉。御伽草子《俵藤太物語》は,その超人ぶりをこのように描き出しているが,その不死身の巨人にも,ただ1ヵ所,こめかみだけが生身であるという弱点があり,愛妾の桔梗(ききよう)の前の裏切りによって,その秘密が敵方の俵藤太(藤原秀郷)に漏れ,あえなく討ちとられるという結末になっている。ギリシア神話のアキレウスや北欧のジークフリートと同じかたちの伝承だが,将門が影武者6人を従えていたというのは,北斗七星の信仰(妙見信仰)とのかかわりの中で,この伝説がはぐくまれてきたことを示唆している。…

※「桔梗の前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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