桝掛(読み)ますかけ

世界大百科事典(旧版)内の桝掛の言及

【皮膚隆線】より

… なお,手相学で着目される手のひらの線,すなわち〈すじ〉ないし〈しわ〉は,皮膚隆線とはまた別であり,皮膚隆線が一生,同一の紋様を保つのに対して,それら手相学で扱われる線の細部は,後天的に多少変化する。手相学で,感情線と頭脳線とがひと続きになって手のひらを左右に通っているのを桝掛(ますかけ)と呼ぶが,これを人類学では〈サルのみぞ〉と呼んでいる。ヒトではむしろ例外的に見られるものであるが,ヒト以外の霊長類では一般的であることからつけられた名である。…

※「桝掛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android