《梅屋渋浮名色揚》(読み)うめやしぶうきなのいろあげ

世界大百科事典(旧版)内の《梅屋渋浮名色揚》の言及

【梅の由兵衛物】より

…これ以後江戸では曾我狂言と結びついて,《男伊達初買曾我》(1753年1月中村座)等の諸作が生まれた。浄瑠璃には,《梅屋渋浮名色揚》(1730年2月以前か,大坂竹本座)や,その改作《茜染野中の隠井》(1738年10月大坂豊竹座)がある。これらの先行作をうけて《隅田春妓女容性(すだのはるげいしやかたぎ)》(1796年1月江戸桐座)が作られ,由兵衛物の代表作となった。…

※「《梅屋渋浮名色揚》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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