梅毒トレポネマ(読み)ばいどくとれぽねま

世界大百科事典(旧版)内の梅毒トレポネマの言及

【硬性下疳】より

…第1期梅毒の症状。梅毒にかかっている人との性交後約3週間で,男子では陰茎など,女子では陰唇や腟壁など,病原体である梅毒トレポネマの侵入した部位に初期硬結といわれるダイズの大きさのしこりが発生するが,まもなく表面がくずれて潰瘍となったのが硬性下疳である。普通は1個であるが,ときに2個以上となり,痛みもかゆみも生じない。…

【性病】より

…79年にナイサーAlbert L.S.Neisser(1855‐1916)は淋菌を発見し,さらに89年にはデュクレーAugusto Ducrey(1860‐1932)は軟性下疳菌を発見した。つづいて1905年F.R.シャウディンとホフマンErich Hoffmann(1868‐1959)は梅毒トレポネマを検出した。おくれて鼠径リンパ肉芽腫の病原体として,36年宮川米次らにより宮川小体が発見された。…

※「梅毒トレポネマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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