梟の紺屋(読み)ふくろうのこんや

世界大百科事典(旧版)内の梟の紺屋の言及

【カラス(烏∥鴉)】より

…このような霊力をもつカラスの鳴きまねはめったにするものではないとされ,口の両端がただれる病気をカラスノクチマネ,カラスノアクチなどと称し,この禁忌を犯した罰であるかのように考えた。なお,カラスは黒い羽毛が印象的で注目されたので,そこつ者のフクロウのために羽毛を真っ黒に染められてしまったという〈梟の紺屋〉の昔話が語られている。【佐々木 清光】
[中国]
 神話では,カラスは太陽にすむ火の精,3本足の鳥(三足烏)とされた。…

※「梟の紺屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」