森林保護学(読み)しんりんほごがく

世界大百科事典(旧版)内の森林保護学の言及

【樹病学】より

…森林病理学ともいうが,林木だけでなく広く緑化樹木や野生の木本植物をも対象に含める樹病学が定着してきた。植物の病気を対象とする植物病理学の一部門であると同時に,森林昆虫学・森林動物学とともに森林保護学の一部門を構成する。 病気の原因,病徴と診断,感染とまんえん,病態生理,抵抗性,防除など基礎的なあるいは応用的な研究分野があるが,胴・枝枯性病害や材質腐朽病など枝や幹に発生する病気は,農作物・牧草など草本植物にはない樹木類に特有の研究対象である。…

【林学】より

…明治時代と異なり,導入されたものは,速やかに日本の条件に順応して大きく発展した。 林学は技術部門には造林学,森林保護学,森林利用学,砂防工学などがあり,経済部門には林政学,森林経理学,森林経済学などがある。造林学にはさらに関連学として,森林生態学,森林環境学(森林立地学),森林植物学,林木育種学などがある。…

※「森林保護学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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