…一方,堅牢度に欠け,褪色しやすく,特に直射日光や洗濯には弱い。織物の発生に並行して発達した染色,すなわち布帛(ふはく)を染め,文様を施すために用いられた染料は,かつては一部の顔料や動物染料を除けば大部分が植物染料であった。日本でも化学染料が普及する近代,特に明治15年前後まではもっぱら植物染料に依存してきた。…
※「植物染料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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