椒床瀬村(読み)はじかみとこせむら

日本歴史地名大系 「椒床瀬村」の解説

椒床瀬村
はじかみとこせむら

[現在地名]竹野町はじかみ 床瀬とこせ

気多けた郡に属し、竹野川支流三椒さんしよ川の最上流域に位置する。北は椒中はじかみなか村。椒四ヵ村の一で、元禄九年(一六九六)の但州村々法度五人組帳(冨森家文書)に「椒之内床瀬村」とみえ、家数二〇。同年の椒村牛馬犬毛附改帳(同文書)に床瀬分男牛一・女牛四・男犬一とある。同一一年の御国絵図御用ニ付道法書上帳(同文書)に「弐拾年以前未ノ年ニ床瀬村ニ庄屋仰セ付ラル、廿年以前迄ハ床瀬村ニハ庄屋御座無ク候、中村下村両村之庄屋支配仕リ候」「弐拾壱年以前午ノ年ニ床瀬村ニ御制札初而立申シ候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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