楊紹復(読み)ようしょうふく

世界大百科事典(旧版)内の楊紹復の言及

【会要】より

…唐代,8世紀の終りに蘇冕(そべん)が国初から徳宗まで9朝の制度を集成して40巻の《唐会要》を作ったのが始まりとされる。ついで853年(大中7),楊紹復らが《続会要》40巻を作ったが,宋初961年(建隆2),王溥(おうふ)がそれらをふまえ,514の項目をたてた《唐会要》100巻を作り,これが現存している。帝号,皇室制度,廟制から官制,税制,外国に至るまで,内容はほぼ正史の志の部分に相当するが,ずっと詳細で,唐王朝の政治制度を知る根本史料となっている。…

※「楊紹復」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android