楓香脂(読み)ふうこうし

世界大百科事典(旧版)内の楓香脂の言及

【フウ】より

…中国の黄河以南広東・四川省までと台湾に分布し,平原や丘陵にはえる。幹の樹脂(楓香脂(ふうこうし))は漢方で解毒,止痛,止血あるいは結核などの薬として用いられる。江戸時代(1727)に長崎に初めて渡来したといわれる。…

※「楓香脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」