極印銀(読み)ごくいんぎん

世界大百科事典(旧版)内の極印銀の言及

【銀】より

…銀の貨幣的流通が盛んになると貫匁法を一般に用いたが,1枚=43匁はのちまで慣用された。16世紀後期に都市には金銀の両替,吹替,秤量などを営業とする金屋(かねや),銀屋,天秤屋が現れ,各自の極印を打って保証した定位の判金,極印銀をも鋳造した。徳川氏は1601年(慶長6)大黒常是の極印銀を採用して彼を銀座の吹人に任用した。…

※「極印銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」