極性非プロトン性溶媒(読み)きょくせいひぷろとんせいようばい

世界大百科事典(旧版)内の極性非プロトン性溶媒の言及

【プロトン性溶媒】より

…O-H,N-H,F-Hなどのプロトン供与性(水素原子をプロトンとして放つ性質)の基を含む溶媒。これに対し,プロトン供与性をもたない溶媒は非プロトン性溶媒nonprotic solventと呼ばれ,これは極性を有しない非極性非プロトン性溶媒と極性を有する極性非プロトン性溶媒に分けられる。代表的なものは,前者についてはヘキサン,ベンゼンのような炭化水素,後者ではエーテル類(例えばジエチルエーテル,テトラヒドロフランなど),ジメチルスルホキシド(CH3)2SO(略称DMSO),ジメチルホルムアミド(CH3)2NCHO(略称DMF),ヘキサメチルホスホリックトリアミド[(CH3)2N]3P=O(略称HMPA)などである。…

※「極性非プロトン性溶媒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む