極限サイクル(読み)きょくげんさいくる

世界大百科事典(旧版)内の極限サイクルの言及

【非線形力学】より

…これに対し,ある種のポピュレーション・ダイナミクスでは,解の描く曲線がt→∞で1点に収束せず,一定の閉曲線に向かい,このまわりを定常的にめぐる場合が生ずる。この閉曲線は極限サイクルと呼ばれていて,光の発振現象や化学反応などに例をみることができる。 次の方程式は三次の非線形性によって極限サイクルが生ずる例である。…

※「極限サイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む