楼亭(読み)ろうてい

世界大百科事典(旧版)内の楼亭の言及

【李朝美術】より

…また,これらの儒学者はその居所である書院でも子弟を教育し,著名な儒者には額が与えられて賜額書院と呼ばれ,尊敬された。また書院とともに各地に設けられ,この時代を特徴づける建築に楼亭がある。これは渓流沿いや高台などの風光明媚な名勝地に建てられ,行事に際しては共同の集会場や接客場となり,戦時においては作戦本部や観測所にも利用された。…

※「楼亭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android