楼亭(読み)ろうてい

世界大百科事典(旧版)内の楼亭の言及

【李朝美術】より

…また,これらの儒学者はその居所である書院でも子弟を教育し,著名な儒者には額が与えられて賜額書院と呼ばれ,尊敬された。また書院とともに各地に設けられ,この時代を特徴づける建築に楼亭がある。これは渓流沿いや高台などの風光明媚な名勝地に建てられ,行事に際しては共同の集会場や接客場となり,戦時においては作戦本部や観測所にも利用された。…

※「楼亭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android