榎本釜次郎(読み)えのもとかまじろう

世界大百科事典(旧版)内の榎本釜次郎の言及

【榎本武揚】より

…幕末・明治の軍人,政治家。幕臣の次男で通称釜次郎,号は梁川。江戸生れ。1856年(安政3)長崎海軍伝習所に派遣され,62年(文久2)オランダへ留学し自然科学,法学などを広く学んだ。竣工した開陽丸で67年(慶応3)帰国,幕府海軍幹部の道を歩み68年1月徳川新体制のもとで海軍副総裁。江戸開城後も軍艦の引渡しを拒否,主力艦を率いて北海道に渡り蝦夷島総裁に選ばれたが,69年(明治2)新政府軍の総攻撃を受けて降伏した(五稜郭の戦)。…

※「榎本釜次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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