世界大百科事典(旧版)内の構成規範の言及
【法】より
…道徳,宗教,習俗などと並ぶ社会規範の一種。広義では実定法と自然法とを総括するものとして,狭義では法律と同意義で用いられることもあるが,現実に社会で行われている実定法をさすのが最も一般的な用法である。 法は,制定法,判例法,慣習法,条理など,さまざまの形態(法源)をとって存在するが,他の社会規範からある程度分化し自立的な存在形態をとるようになると,おのおの独自の構造的・機能的特質をもついくつかの規範群から組成された一つの体系として存立し作動するようになる。…
※「構成規範」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」