世界大百科事典(旧版)内の構造主義的社会学の言及
【社会学】より
…ここから,当然のことながら,新しい理性を確立するためには,コミュニケーション行為を回復せねばならぬという基本命題が引き出され,その訓練場である〈新しい社会運動〉が市民社会における〈危機管理〉へのオールタナティブとして称揚されることになるのである。(4)構造主義的社会学 客観主義的アプローチからするラディカル変動の社会学で,社会実在論的,実証主義的,決定論的,法則定立的な性格をもつ。このうち,最も重要なのは,〈科学的〉マルクス主義の異名をもつアルチュセールやプーランツァスNicos Poulantzas,さらにその強い影響を受けたライトErik Olin Wrightたちの階級論と国家論である。…
※「構造主義的社会学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」