構造性天然ガス(読み)こうぞうせいてんねんガス

最新 地学事典 「構造性天然ガス」の解説

こうぞうせいてんねんガス
構造性天然ガス

structural natural gas

水溶性天然ガスの対語。広義の油田ガスの一種で,液状の石油をまったく,ないしわずかしか伴わずに,遊離性天然ガス鉱床を形成しているもの。乾性ガスの場合も湿性ガスの場合もある。乾性ガスの例は片貝で,メタン99%以上,エタン0.1%内外,プロパン痕跡,ブタン0以上。湿性ガスの例は紫雲寺3,000m層で,メタン89%,エタン7%,プロパン2%,ブタン0.7%,ベンジン0.1%で,10,400kcal。

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参照項目:遊離性天然ガス

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 池辺

世界大百科事典(旧版)内の構造性天然ガスの言及

【天然ガス】より

…これは〈石油系天然ガス〉とも呼ばれる。このうち遊離型ガス鉱床を形成するものだけを指して〈構造性天然ガス〉と呼ぶ場合もある。(2)水溶性天然ガス 原油または石炭の鉱床を有しない地質系統中で,主として地層水中に溶解状態で存在する。…

※「構造性天然ガス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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