構造水(読み)コウゾウスイ

デジタル大辞泉 「構造水」の意味・読み・例文・類語

こうぞう‐すい〔コウザウ‐〕【構造水】

結晶中に、水としてではなく、水酸化物イオンなどとして含まれているが、加熱すると水として失われるもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の構造水の言及

【結晶水】より

…この水は水素結合により陰イオンに強く結合している。(3)格子水 結晶格子間の空所を満たし,格子を安定化する水を格子水または構造水という。この水はイオンに配位してはいない。…

※「構造水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android