世界大百科事典(旧版)内の標準加熱温度曲線の言及
【耐火建築】より
…このため後述する耐火試験の考え方に従って,耐火性能を保持するために必要な仕様が,それぞれの構造部材に対して建築基準法施行令により示されている。
[標準加熱温度曲線]
被災しても再使用が可能な構造を得るためには,まず火災になった場合,対象とする構造部材がどの程度の熱をどのくらいの時間受けるかを知ることが必要である。火災室温の上昇は,開口部の大きさに応じて室内での発熱量を推定し,周壁面への熱吸収,流出する煙による放熱などの熱収支から計算できる。…
※「標準加熱温度曲線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」