すべて 

標準商品(読み)ひょうじゅんしょうひん

世界大百科事典(旧版)内の標準商品の言及

【経済学および課税の原理】より

…投下労働価値論と関係する不変の価値尺度の問題はリカードの終生の問題であったが,21年の第3版では,その点が修正されるとともに,有名な〈機械について〉という第31章が付加された。彼の不変の価値尺度論は,今日P.スラッファの《商品による商品の生産》(1960)における〈標準商品〉論として新展開をみせている。本書は,1921年和田佐一郎,堀経夫の2抄訳が生まれ,28年小泉信三,堀経夫の2全訳が刊行された。…

※「標準商品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む