標準走時表(読み)ひょうじゅんそうじひょう

世界大百科事典(旧版)内の標準走時表の言及

【走時曲線】より

…地下の地震波速度の構造と走時曲線は1対1に対応するものであり,前者を与えれば後者は理論的に計算できる。ある標準的な構造についてこのような計算をし,さまざまな経路を伝わるP波やS波の走時と距離の関係を表にしたものは標準走時表などと呼ばれ,震源決定に使われる。ジェフリーズH.JeffreysとブレンK.E.Bullenが1940年に発表した標準走時表は特に有名で,国際地震センターInternational Seismological Centreでは,今でもこの表により震源を決定している。…

※「標準走時表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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