標識率(読み)ひょうしきりつ

世界大百科事典(旧版)内の標識率の言及

【個体数推定法】より

…(1)比推定法 この代表的なものは標識を利用するもので,生物に各種の標識を施して放し,後日の再捕結果を用いて個体数の推定を行うものである。放した標識個体が対象個体群の中で占める率(標識率)をその後の再捕標本中の標識個体の率から推定し,(放した数)/(標識率)で資源量を推定する。数がわかっていない碁石,例えば黒石の中に,20個とか30個といった数のわかった白石を入れ,よく混ぜて一部をとり出し,その黒:白の比率から黒石の数を推定するといった方法である。…

※「標識率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む