世界大百科事典(旧版)内の《機械工学術語集》の言及
【井口在屋】より
…97年,真野文二の提唱による日本機械学会の創設に参加し,同学会初期の中心的活動である機械用語の確定の責任者となる。98年,井口は術語選定委員長となり,その後約20年間,計222回の会合を重ね,《機械工学術語集》の第1集から第4集までを刊行した。1905年,《渦巻ポンプの理論》と題する約300ページの英文論文を発表,同時に芝浦製作所で井口の理論に基づく実験用のタービンポンプを試作,理論,実験ともに世界的に先駆的なものであり,イギリス工業雑誌で高く評価された。…
※「《機械工学術語集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」