機盤(読み)きばん

世界大百科事典(旧版)内の機盤の言及

【機械】より

…漢字の〈機〉はもと織機(はた)や弩(いしゆみ)であるから動的な仕掛けや〈からくり〉を指したので,machineには〈機〉の字がふさわしい。そういうわけで,たとえば箕作阮甫(みつくりげんぽ)は〈機盤〉と訳しているし,安政年間(1854‐60)には〈機器〉や〈機関〉という語ができている。こうして1874年の《工学寮学課並諸規則》では〈機械〉の文字を採用したのであった(1871年の《工部省職制》では〈器械〉の文字を使っている)。…

※「機盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」