機能形態学(読み)きのうけいたいがく

世界大百科事典(旧版)内の機能形態学の言及

【形態学】より

…これは,動物の発生過程に実験的操作を加えることにより形態形成の機構を解明しようとするもので,生理学的性格の強いものといえる。また比較的近年に注目されるようになった機能形態学は,生体のある部分が全体としてもつ機能,とくに力学的機能を解明することを目的とし,やはり生理学的色彩が濃厚である。 このように生理学と対置してみるとき,一般的には,形態学は巨視的な次元のもの,また記述的なものほど独立性が強く,微視的なもの,また実験的なものほど生理・生化学的現象との関係が深いといえる。…

※「機能形態学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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