檉生(読み)むろう

世界大百科事典(旧版)内の檉生の言及

【瀬戸内海】より

…律令制下,北九州の大宰府と京とを結ぶ陸路の山陽道が全国唯一の大路(駅ごとに20匹の駅馬を置く)とされたが,難波津から海路での遣唐使・遣新羅使の派遣なども行われた。播磨以東には河尻,大輪田,魚住,韓(から),檉生(むろう)の五泊とよばれる1日行程の停泊地が設けられた。9世紀になると,山陽道諸国の新任国司まで海路での赴任が定められ,また官米などの物資の輸送にも海路のほうが安価なため,海上交通の重要度が増した。…

※「檉生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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