世界大百科事典(旧版)内の櫛ヶ峰の言及
【八甲田山】より
…この北東側の外輪山と中央火口丘群との間には火口原の田代平(たしろたい)があり,起伏の緩やかな草原地帯となっており湿原もある。一方,南八甲田火山群は櫛ヶ峰(1517m。最高峰),乗鞍岳(1450m),赤倉岳,駒ヶ峰,横岳などからなる。…
【磐梯山】より
…《万葉集》の東歌に〈会津嶺(あいづね)〉と詠まれ,民謡《会津磐梯山》でも親しまれている。沼ノ平火口は琵琶沢などの浸食谷によって火口壁が破壊され,このため山頂が主峰の大磐梯山(1819m),櫛ヶ峰(1636m),赤埴(あかはに)山(1427m)の3峰に分かれている。この火口は806年(大同1)に爆発した古い噴火口で,火口内には大小の沼や高層湿原があり,コケ類の繁茂が特に顕著である。…
※「櫛ヶ峰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」