《欲望の沼》(読み)よくぼうのぬま

世界大百科事典(旧版)内の《欲望の沼》の言及

【ギリシア映画】より

… むしろ63年に発表されたコンドゥロスNíkos Kondoúros監督の《春のめざめ》のような作品のほうが白黒の画面に古代ギリシア風の抒情を再現して,この国固有の映画美を感じさせた。またマヌサキスKóstas Manousákis監督の《欲望の沼》(1966)は,ネオレアリズモのギリシア的展開として注目された。純粋なギリシア映画として最高の質を実現したのはアンゲロプロスThéo Angelópoulos監督の現代史三部作,なかでもその第2部《旅芸人の記録》(1976)である。…

※「《欲望の沼》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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