世界大百科事典(旧版)内の止血作用の言及
【血液】より
…抗体,補体,白血球のどれが欠如しても生体の防御力は著しく低下し,病原体の侵入により重篤な感染がおこりやすくなる(図3)。(3)止血作用 血液が固まって流動性を失うと血管腔を閉塞して循環を妨げる。生命を維持するためには血液はつねに流動性をもつことが必要である。…
【血球】より
…ツベルクリン反応で皮膚が発赤するのはTリンパ球の作用である。(3)血小板 血小板の役割は出血を停止させること,すなわち止血作用である。血小板の中には,カルシウム,アデノシン二リン酸(ADP),凝固因子など止血に際して重要な働きをする物質が含まれている。…
※「止血作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」