世界大百科事典(旧版)内の正型関数の言及
【フーリエ解析】より
…また,なる任意の数列{an}に対して,
はある2乗可積分な関数fに平均収束してパーセバルの等式が成立する。 (-∞,∞)上の連続関数fがあって,任意の有限個の実数t1,t2,……,tnと複素数α1,α2,……,αnに対して,
となるとき,fを正の定符号関数または正型関数という。任意の正の定符号関数fに対して,(-∞,∞)上の単調増加右連続関数σ(λ)でα(-∞)=0なるものがただ一つ定まって,
が成立する(ボホナーの定理)。…
※「正型関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」