正始石経(読み)せいしせっけい

世界大百科事典(旧版)内の正始石経の言及

【石経】より

…のち戦乱で破損を受け宋以後はまったく亡失したが,19世紀末から残石が発見されている。(2)魏石経 三国の魏の正始年間(240‐248)に《書経》《春秋》や《左氏伝》(初めの1/3ほど)を古文・篆・隷の3種の書体で表裏に刻したので,正始石経,三字石経ともいう。全部で27石ばかり,やはり洛陽の太学門前に立てられたが,漢石経と同じ運命をたどった。…

※「正始石経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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