正年号(読み)せいねんごう

世界大百科事典(旧版)内の正年号の言及

【異年号】より

…私年号ともいう。日本最古の異年号は621年(推古29)に当たる法興であって,かつてこれを国家制定の正年号と見る説もあったが,今日では聖徳太子を賛仰する法隆寺僧が太子の経歴を記すために私用したものと考えられている。645年(大化1)はじめて公定の年号が現れ,ついで701年(大宝1)制定の大宝令に年号使用の条文を設けるとともに,年号が継続使用されることとなって,年号制度が確立するが,その後,異年号が初めて現れるのは12世紀後半である。…

※「正年号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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