正徳2年加賀大聖寺藩一揆(読み)しょうとくにねんかがだいしょうじはんいっき

世界大百科事典(旧版)内の正徳2年加賀大聖寺藩一揆の言及

【強訴】より

…惣百姓による集団的な直訴行動。江戸時代の百姓一揆の中心的な闘争形態。江戸時代初頭には武力による反抗も起こったが,島原の乱以降は百姓訴訟法と村落支配制度が整備され,順を踏んだ訴願がふえた。しかし小百姓が成長し,訴訟の体験を重ねることを通じて,やがて苛政に対して順を踏まない違法な直訴の方法で農民の要求を実現しようとする闘争が生まれてきた。17世紀中・後期には,惣百姓の意向を体して村役人が単独もしくは少数で直訴する村役人代表越訴(おつそ)が多かったが,そのなかから,惣百姓が徒党して直接に直訴する惣百姓強訴の闘争が発展してきた。…

※「正徳2年加賀大聖寺藩一揆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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