世界大百科事典(旧版)内の正規直交基の言及
【ベクトル空間】より
…Vに有限個の元a1,……,anが存在して,Vの各元がα1a1+……+αnanという形に書けるとき,Vの元e1,……,erで,|ei|=1,(ei,ej)=0(i≠j),Vの各元はβ1e1+……+βrerという形に書けるというものがある。これをVの正規直交基という。これを座標ベクトルと考えれば,Vはユークリッド空間の有向線分のベクトル空間と同じものと考えられる。…
※「正規直交基」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」