歯軌条式鉄道(読み)しきじょうしきてつどう

世界大百科事典(旧版)内の歯軌条式鉄道の言及

【登山鉄道】より

…車輪と軌条(レール)の摩擦に依存する粘着式は,動力強化を行ってもスリップの危険防止から,100/1000程度が限度となる。車両に取りつけた歯車を鋸歯状あるいははしご状に加工した特殊レールとかみ合わせ,スリップ防止をはかる歯軌条式鉄道には,アプト式,リーゲンバッハ式,ストルブ式などの別がある。歯軌条式には480/1000(スイスのピラトス山)の特例もあるが,より急勾配な区間は鋼索鉄道の分野となる。…

※「歯軌条式鉄道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む