死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し(読み)シハアルイハタイザンヨリオモクアルイハコウモウヨリカルシ

デジタル大辞泉 の解説

あるいは泰山たいざんよりおもあるいは鴻毛こうもうよりかる

司馬遷「報任少卿書」から》命は重んじて惜しむべき場合と、潔く捨てるべき場合とがある。その判断は義にかなうか否かによるべきである。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

し【死】 は 或(あるい)は泰山(たいざん)より重(おも)く或(あるい)は鴻毛(こうもう)より軽(かる)

  1. ( 「司馬遷‐報任少卿書」の「人固有一死。或重於太山、或軽於鴻毛。用之所趨異也」から ) 死は、立派に死んだ時は重く、つまらないことで死んだ時は軽い。

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