世界大百科事典(旧版)内の死体化生説話の言及
【盤古】より
…《三五暦記》に,天地がなお雞子(けいし)(卵)のように混沌たるとき,その中に生まれ,1日に9変して長ずること1丈,天地もそれぞれ1丈ずつ伸びること1万8000歳にして天地が形成されたとする長人の説話は,重黎(ちようれい)の説話と似ている。また《述異記》には,盤古が死んで,その頭は四岳,目は日月,脂膏(しこう)は江河,毛髪は草木となったとする死体化生(したいかしよう)説話があり,その異説もしるされている。その廟は桂林にあり,いまも祀(まつ)られているという。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」