死者崇拝(読み)ししゃすうはい

改訂新版 世界大百科事典 「死者崇拝」の意味・わかりやすい解説

死者崇拝 (ししゃすうはい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の死者崇拝の言及

【死霊】より

…死者の霊魂で,アニミズムの主要な構成要素。〈しりょう〉ともいう。身体に宿り,これを生かしている生命原理としての霊魂が,その宿り場を離れたり戻ったりするという遊離魂,脱魂の観念をもつ民族は多い。病気や失神,夢などは霊魂の身体からの離脱と解され,死は霊魂の永久離脱とされる。死者の霊魂である死霊は,身体から独立した存在として存続するが,この間に他界観と関連した諸儀礼が行われることが多い。すなわち,死霊は親族・縁者の供養をうけ続けることによりしだいに死穢を脱し,祖霊化して同一集団の祖霊群の仲間に入り,子孫を守護する存在になるとされる。…

※「死者崇拝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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