《殊異伝》(読み)しゅいでん

世界大百科事典(旧版)内の《殊異伝》の言及

【朝鮮文学】より

…その嚆矢(こうし)は〈翰林別曲〉で,学者や文人により好んで作られた。散文では上代の神話や伝説が整備され,朴寅亮(ぼくいんりよう)の《殊異伝》などの伝奇的作品も著述されたが,後期には李穀らの学者が唐宋古文家の伝奇文に倣って〈擬人(仮伝)体小説〉に文才をふるい,李仁老李奎報らの詩話や逸話集も出現し,いずれも李朝散文学の発展に先駆的役目を果たした。
[近世――李朝時代]
 李朝文学は,ハングルの創制と,後期における両班(ヤンバン)以外の中人(ちゆうじん)・胥吏(しより)階級の創作への参加とパンソリなどの庶民文芸の出現により多彩な発展をみた。…

※「《殊異伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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