段畑耕作(読み)だんばたこうさく

世界大百科事典(旧版)内の段畑耕作の言及

【宇和海】より

…イワシ網漁業は明治以降イワシ刺網,きんちゃく網,揚繰(あぐり)網と近代化されたが,1950年代後半に急速に衰退し,真珠とハマチの養殖漁業がこれに代わった。沿海漁村は〈耕して天に至る〉段畑耕作で知られ,200~300mの高度に及ぶ石積み縞模様の耕地はかつて宇和海の風物詩であった。段畑にはサツマイモと麦の栽培がみられたが,60年ごろからミカン園化が進んだ。…

※「段畑耕作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む