世界大百科事典(旧版)内の《殷暦譜》の言及
【董作賓】より
…北京大学卒業後,1928年に中央研究院歴史語言研究所研究員となって李済とともに安陽殷墟の発掘を主宰,甲骨文の研究にとりくむ。《大亀四版考釈》(1931),《甲骨文断代研究例》(1932)で甲骨文編年の基礎をつくり,これを発展して殷代の暦法を復元した大著《殷暦譜》(1945年)の画期的な業績をはじめ,30余年間に発表した論文,著書は数多く,甲骨学の開拓者として大きな足跡を残した。【永田 英正】。…
※「《殷暦譜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」