殺搔法(読み)ころしがきほう

世界大百科事典(旧版)内の殺搔法の言及

【ウルシ(漆)】より

…日本ではその採取作業(およびそれに従事する人)を〈漆搔(か)き〉と呼び,石川県の能登,福島県会津地方,新潟県北部からの出稼ぎの人々がその仕事にあたった。採取方法は,おもに1年間で樹液を採りつくしてしまう殺搔(ころしがき)法であるが,ほかに数年間とり続ける養生搔(ようじようがき)法もある。殺搔法ではまず樹皮の表面だけをけずり,目安のため表皮だけに浅い傷をつけてから,そこの上数mmに,形成層に達する程度まで深く傷をつける。…

※「殺搔法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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