母開(読み)ぼかい

世界大百科事典(旧版)内の母開の言及

【悪口】より

…ただこのような史料によって,中世の一般庶民の間に行われていた悪口を知ることができる。その一つの例が〈母開(ぼかい)〉である。この語は建長年間の二つの史料に〈母開に及びて放言〉〈母開に懸りて放言〉などと表現されており,一つの事件では過料2貫文の対象となり,他の事件では被害者は許しがたい悪口であると称している。…

※「母開」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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