毒流し(読み)どくながし

世界大百科事典(旧版)内の毒流しの言及

【川漁】より

…川猟とも書く。内水面漁業の一種。大規模に行うことが困難で,かえって古風な漁法を残している。現在,日本各地の河川の沿岸では専業者はほとんどなく,多くは兼業者か遊漁者であるが,近年までポン,オゲ,ミツクリなどと呼ぶ,川漁を行う漂泊生業者がいた。 川漁で用いられる漁法は多岐にわたっている。まず,摑捕(つかみどり)は石の下,岸の虚(うつろ),石垣・岩の穴などに潜む魚を手づかみしたり,水中の石やげんのうでたたいて捕らえたりするものである。…

【狩猟】より

…将軍徳川綱吉の発したいわゆる〈生類憐みの令〉などはその一例である。 日本民族の狩猟法の一つの特徴は,近隣の諸民族にみられる毒物(毒)使用の痕跡がこれまでのところまったくみられないことで,毒物そのものは知られながら,これを用いる狩猟は,川魚を捕る毒流しがあるのみである。いま一つの特色は,在来狩猟に伴う宗教的儀礼が多い点で,とくに上からの保護指令がないのに,特定の野生鳥獣に対して捕獲殺生が行われなかったことがあげられる。…

※「毒流し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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