化学辞典 第2版 「比放射能」の解説
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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…原理的には非放射性同位体を用いて行うこともできるが,検出感度がきわめて高いので放射性同位体を使用する場合が多い。その原理は,比放射能(単位重量当りの放射能)がわかっている物質の一定量を非放射性の同じ物質と混合した後,その物質の一部を純粋に分離して比放射能を測定し,希釈度を知るものである。分析対象となる試料から目的とする物質を定量的に純粋に分離することはきわめて困難であるが,この方法によれば,収率に関係なく,純粋に分離を行いさえすればよく,比較的簡単な操作で信頼性の高い結果が得られる。…
※「比放射能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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