世界大百科事典(旧版)内の民主主義学生連盟の言及
【ハイエク】より
…このことは,後の研究上の関心(とくに感覚論,認識論)に大きく影響したと思われる。またこの時期,数人の友人たちと〈民主主義学生連盟〉を結成し,後年まで続くハイエクの国家主義と社会主義双方に対する戦いの第一歩を踏み出していることが注目される。ウィーン大学で法律学博士(1921)と政治学博士(1923)の学位を取得した後,一時アメリカのニューヨーク大学で学んだが,1924年ウィーンに戻り,G.ハーバラー,F.マハループ,O.モルゲンシュテルンなどの社会科学者やA.シュッツをはじめとする人文学者たちとの学問的交わりを深めた。…
※「民主主義学生連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」