民族的少数派(読み)みんぞくてきしょうすうは

世界大百科事典(旧版)内の民族的少数派の言及

【国際労働力移動】より

…受入れ側は本国人労働者が社会保障を通じて支払われる間接賃金を節約することができ,労働力再生産費用の相当部分を出身地社会に転嫁(外部化)することができる。後者の定住型移民の場合には,受入れ国の中に民族的少数派(エスニック・マイノリティ)を作り出す。アメリカ合衆国はいうにおよばず,少なからぬ諸国にみられる複雑な人種・民族構成は過去の労働移動の結果である場合が多く,西欧諸国でも第2次大戦後導入された外国人労働者の定着化にともない,ほとんどの国でエスニック・マイノリティが形成されている。…

※「民族的少数派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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