民法会議(読み)みんぽうかいぎ

世界大百科事典(旧版)内の民法会議の言及

【旧民法】より

…もっとも,現行民法からみて,98年の民法を旧民法と呼ぶこともあるから注意を要する。 旧民法の編纂事業は,江藤新平によって指導された1870年の民法会議以来の民法編纂事業の流れをくむものであり,80年に元老院内に設置された民法編纂局によって本格的に開始され,条約改正事業との関係で一時外務省の管轄とされたが,最終的には司法省の手によって草案の完成をみた。この草案は,フランス民法典を模範とし,財産法(財産編・財産取得編(前半部分)・債権担保編・証拠編)の部分はG.E.ボアソナードが,家族法(人事編・財産取得編(後半部分=相続,贈与および遺贈,夫婦財産契約))の部分は,熊野敏三・磯部四郎・黒田綱彦・光妙寺三郎ら日本人が起草にあたった。…

※「民法会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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